語韻 余韻 について

「儚きは花のみにあらず ひとひらをうかべて恋し夫婦湯のみに」(桐子さん2002年3月29日
しんみりとした、いい歌ですね。「湯呑」だけではなく、そこに一片の花弁を浮べるなんて、心憎いですよ。それに前半が共鳴して、すばらしい。。。ほんの少しだけ添削を・・・
添削:
「儚きは花のみにあらず ひとひらをうかべて切な夫婦湯呑の」 (桐子)
「切な」は語尾を上げて。「刹那」ではありません。「切なき」の「き」を切り落として余韻を残す用法ですね。)