2001年9月28日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 写生歌 写生歌 「夜に舞ふ蝶といはむか蝙蝠の影の如くにむれて飛び交ふ」(桐子母さん2001年9月28日) いい主題ですが、描写がもう少しです。特に「影の如く」が効果的ではありません。何かの影の如く、なら分かりますが。この場面では、蝙蝠そ […]
2001年9月28日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 写生歌 やわらかさを出す 「一夏を咲き続けゐし百日紅秋空のもと青き実結ぶ」(すみえさん2001年9月28日) 庭に白色のさるすべりがほんとうに百日咲くように、ずっと咲いていました。歌を作るようになるまでは無頓着で、恥じいるばかりですが、一夏中咲い […]
2001年9月23日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 起伏をつける 推敲の仕方 「幾千の群れなす魚のうろこかな銀にかがやく海のさざなみ」(桐子さんお母様2001年9月23日) きれいな歌ですね。このままでもいいのですが、いま少し起伏をつけると、印象がさらに強くなります。(「幾千」と「群れなす」がちょ […]
2001年9月17日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 漢字とひらがなの使い分け 表意文字としての漢字の特性 「やはらかきひかりさしこめる窓辺にて検水管を透かしつつ見る」(幸乃さん2001年9月17日) 「検水管」はあまり一般には使わない語ですね。水を使う装置などで、水量や水の状態を目で見て検査・調査するために付けられた透明なガ […]
2001年9月11日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 写生歌 写生歌 短歌を始めて作ろうとすると、まず今日見てきた綺麗な景色やお花のことなどを歌にしたくなりますね。そんな写生歌の作歌のポイントは? 写生するにはそれなりの動機があるわけです。つまりその情景になんらかの理由で感動し、短歌の形に […]