推敲について

「拍手受けご褒美もらうセイウチの甘えし顔もまた花を添え」 (桐子さん2001年7月13日
ご褒美を貰うのなら、甘えるよりも喜ぶのでは?このご褒美は餌の魚かなんかですね。また、このセイウチは美人か美少女セイウチですかね。結句の「花を添え」からそうなりますね。いえ、そんなことは分からない、雄かもしれない、ですって?おやおや。??と、このように、一旦歌にしたものを、自分で批判的に見直すといいと思います。それにより改良するのです。
改作
「曲芸を終えたセイウチ拍手受けご褒美もらうもかわいい仕草」 (桐子)

  確かに語法的、文法的におかしいと思ってもなかなか先に進めず、
  結局、そのまま元歌で添削をお願いしてしまいます。
  まだ、勉強不足ということもありまして難しさを痛感しております。
  でも、詠むことは楽しくこれからも続けたいと思いますので
  よろしくお願いします。

ははは。誰でもはじめの内はそうですよ。あおぎりも、もう40年も前のことですが、「コスモス」という短歌同人グループへ参加した当初は、さんざん添削されたものです。しばしば「これは添削ではなく、改作であり、しかもこちらが詠みたい内容と全然違う」といったことも多く、ちょっと不興に思ったこともありましたが、のちのち、あれは「歌の形」を教えられていたのだと気づき、納得したものです。先人の歌、簡単に詠まれているようで、その実は相当な経験が込められているものです。慣れてくれば、すいすいと出来るようになるものです。(歌材によっては、どれほど鍛錬した者でも苦吟に陥ることがありますが。)但し、推敲は欠かせません。
「楽しい」から歌を詠む、これが基本ですから、それでいいと思います。これからもどんどん投稿して下さい