進化論?
- 2014.01.15
進化論は結果論なり遺伝子の突然変異に意思など働かぬ 寒さゆゑ冬の花なるシクラメンも肩を竦めて耐へゐる風情
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
進化論は結果論なり遺伝子の突然変異に意思など働かぬ 寒さゆゑ冬の花なるシクラメンも肩を竦めて耐へゐる風情
つい最近宇宙の年齢が少し延ぶ現代宇宙論の危ふさここにも ダークマター、ダークエネルギーとふ不可思議に頼る宇宙論は正気だらうか アインシュタインを神格化して頼り切る現代宇宙論の行く末寒し
世のすべてを縮むることなく芥子粒がほどの空間へ納むるが解脱と
暗黒のエネルギーそして物質が宇宙全体のほとんどださうな ヒッグスとふ摩訶不思議なる素粒子が物に質量を与えたさうな 知らざりき 武則天への親書にて<日本>とふ国名が初めて使はる (注:武則天=則天武后(7世紀後半の唐の女帝)、中国史上唯一の女帝、漢の呂后、清の西太后とともに、中国史上の三大悪女の一人とされる。)
餌皿にすだく雀らの喉(のみと)みな黒班小さく稚鳥(わかどり)ならん この宇宙は百四十億光年の大きさなり百キロ上空を宇宙とは如何
やがて日陰を選(よ)る日々来んこと思ひつつ日なた日なたを寒風の中 一角形二角形の無きことをまことに不思議と思ふ時あり 三角形、角三等分線の交点が正三角形を成すといふ謎 落ちながらオリオン星座の三連星ビルの屋上に突き刺さる見ゆ
<自由>といふ美名がいつしか<野放図>に変はり欧米の金融あやふし とりあへず日常に係はる懼れなし光速超ゆる粒子が在るとも
うなぎ屋の壁に何ゆゑ貼りあるや「威にして猛からず」の短冊に紙魚(しみ) 昼明るい理由は空気があるからと言えばほんと~?とあやしむな妻よ
酔ひけむか虚空に浮かぶくさぐさの幻の花まぼろしの夢 原子力は根源的に危険といふ認識いよいよ日本を覆ふ LED、薔薇もチューリップも青色を出すを夢とし悪戦苦闘す
「見えぬ否見ゆる空気と悟りをり見上ぐれば青々と梅雨の晴れ間に 重さなど意識の外の空気にして1センチ平方に1キロの圧と