現在から2017年2月、2004年6月から2001年10月までの短歌を収納しました

兄弟家族

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きゃうだい

「まだ良しと訪はざりしこと悔いとなる 弟(おと)が会ひたがりしとそののちに聞きて」(梧桐) 「きやうだい7人 いまに残るは姉ふたりと我のみとなる 寂しからずや」(梧桐)

今日の歌

「地蔵寺も湿潤の若葉溢れゐてわれは釈迦涅槃石像を撮る」 「澄む空に真綿のやうな白き雲さやかに伸びて仏閣おほふ」 「蜘蛛の巣の張れる釣鐘わんわんとかって鳴りけむ音の残響」 <妻>: 「妻やる気?日曜大工道具買ふ少女のやうな危ふさに満ち」

今日の五首

機会あって子供3人(+嫁一人)が集う。 「あらためてわれに三人(みたり)の子のあること噛みしめてをり集ふを見つつ」 11月3日は晴れの特異日のはずが・・・。 「秋雨に濡るる文化の日となりて四千余人の叙勲ありけり」 雨水が舗道にさ迷う・・・ 「やや冷えて落ちくる雨や秋深き舗装路走る水の皺見ゆ」 春雨のような秋の雨に・・・ 「しくしくと降る秋雨を吸ひ取れる土壌の慈愛が人をも恕(ゆる)す」 神とは、その […]

今日の歌

「玄妙なる五体の妻かもその体調気温と湿度に鋭(と)く反応し」 「大分の山の景色がはぐくみし妻なれば身に山の精棲む」 「山々は雨靄にどっぷりと漬かりゐて湿潤の森は想ひ看るのみ」

今日の五首

「体調のすぐれぬ妻に聴かせけりかの<亡き王女のためのパバーヌ>」 「妻のためかくる癒しの音楽にいつしかわれが癒されてをり」 「<ダフニスとクローエ>まさに天界より泌み出(い)でそのまま部屋に満ちたり」 「ふか闇にラヴェルの音楽みちわたり確かに宇宙の果を視てゐき」 「君とかく夫婦(めをと)をするは必然の奇跡なるらむ 南無大宇宙」

今日の五首

「雪柳一樹遅れて咲きたるが朝(あした)異様に匂ふ部屋まで」 「不満なり。御在所岳(ございしょ)、伊吹山(いぶき)、御嶽山(おんたけ)が晩春の靄に今日も隠れて」 我が子等の現況報告?:- 「経済出の長(をさ)の子変じてSEなり不況に無縁、多忙なりとぞ」 (SE=システム・エンジニア) 「片隅にいつも潜んでをりし次男いま溌剌と営業こなす」 「郵政が公社化されて一段と忙しさうな吾娘(むすめ)の職場」