「魂・魄(こんぱく)」とは呼吸・肉体に付随する「たましひ」、合はせて“にんげん”をなす
「おもしろしクラシック音楽は「序破急」ならず「破徐急」なる構成の楽曲多し」(あおぎり)
弥生時代に土器は単なる道具と化し争ひにも使はる・・戦(いく)さの始まり
かしましき。餌のまはりで雀らが井戸端会議のやうにしゃべり合ふ
縄文時代、土器制作はほぼ女性が。戦闘なかりき理由の一つ
誇らかにアガパンサスと紅白ユリそれぞれ数輪ならびて花壇に
家前の小花壇に娘(こ)が植ゑたらし紅白のユリの裂花が数輪
この宇宙に果あるものならその果まで行きて見たしも銀河のからくりを
案の定、‘人’は地球に倦むときはひたすら宇宙をむなしくめざす
抄歌集にいちにんの歌の‘時’は迅し笑へる父母が即棺に入る