2002年8月9日 / 最終更新日時 : 2002年8月9日 gotohman 反核 今日の四首 「広島の次は長崎そしてまた真紀子議員の辞職劇かや」 「長崎は小倉の替りやすやすと地獄の地図は描き変へらる」 「広島だ長崎だまた真紀子だとこの暑き日々を引っ掻き回す」 「辞職劇にマスコミのこの騒ぎやう貴重な電波を無駄使ひし […]
2002年8月8日 / 最終更新日時 : 2002年8月8日 gotohman 生活詠 今日の二首 「文明は蓄積すれど一生(ひとよ)ごと進歩の終る心といふもの」 「高々と育つ積雲先のみに残照あるは希望か絶望か」
2002年8月7日 / 最終更新日時 : 2002年8月7日 gotohman 生活詠 今日の5首 「二千億個の五千億倍の星観つつ宇宙の縁を泳ぐ 夢にて」 「『宇宙人居るの?』と問ふ子に笑ひつつ『もちろん!君らがそうだ』と答ふ」 「五条川、岸辺深緑の桜並(な)み十数キロを辿りて快哉」 「インパチェンスはたペチュニアと助 […]
2002年8月7日 / 最終更新日時 : 2002年8月7日 gotohman 生活詠 朦朧5首 「部屋内の気温が31度超し脳細胞さへ汗する気配」 「古人らの偉大さ示す一語とは『心頭滅却すれば火もまた涼し』」 「オランダとドイツで売春合法化!暑さで朦朧の脳も冷めたり」 「片側の性の欲望ネタとする人間最古の商売ありき」 […]
2002年8月5日 / 最終更新日時 : 2002年8月5日 gotohman 生活詠 今日の五首 「虚しさを排除せる生希(ねが)ふとき炎天にして頭(づ)から星散る」 「癌宣告娘(こ)が受けしより愛妻はうろたへざるも常の精気なし」 「白鷺に青鷺まじりなほ暑き夏夕空の西へ消えゆく」 「幾億年続く筈なき人といふ種(しゅ)の […]
2002年8月2日 / 最終更新日時 : 2002年8月2日 gotohman 生活詠 今日の三首 「いづくより来し糸トンボ部屋のドア脇の芥にまじり横たふ」 「容赦なく照る真夏日の圧力を跳ねかへさんと大股で歩く」 「炎熱に汗噴きながら憶ひをり白川郷の紫陽花、葵」
2002年7月31日 / 最終更新日時 : 2002年7月31日 gotohman 生活詠 <燕>三首 「 何となくひもじき心の遠因か巣より怯えて吾を見し燕」 「燕返し見なくてもいい、ビル街に佐々木小次郎出で来ぬものか」 「幼児期の記憶はあまりに曖昧で燕尾服そのまま宙を飛翔す」
2002年7月27日 / 最終更新日時 : 2002年7月27日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 世界文化遺産・白川郷 「白川郷合掌造りの記憶はまづ煤沁み込みし囲炉裏、縄など」 「白川郷・五箇山-かつての秘境いま<世界文化遺産>を冠せらる」 「昔日の深山にして幽谷の白川郷いま日帰りコース」 「白川郷合掌造り集落に照明装置あり放水デモあり」 […]
2002年7月22日 / 最終更新日時 : 2002年7月22日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 分水嶺御母衣ダム荘川桜 「高鷲村(たかすむら)分水嶺地点に記しあり。左太平洋、右日本海へと」 「日本の背骨の上に湧き出づる小流れ左右に別れつつ愛(は)し」 「御母衣(みぼろ)とふロックフィルダム満々と水湛へつつ波も渦もなし」 「満々たる御母衣ダ […]