2004年1月7日 / 最終更新日時 : 2004年1月7日 gotohman 生活詠 今日の歌 「休暇過ぎ職場に戻りしざわめきのうるさくもありうれしくもある」 「廊下行く靴の音からその主の名のみにあらず人柄も知る」 ----------------口語:- 「もう最後なのだから<長>の選挙管理委員やれという電話あく […]
2004年1月5日 / 最終更新日時 : 2004年1月5日 gotohman 生活詠 今日の歌 「誠実も純粋も極めしもののごと飛行機雲が真っ直ぐに浮く」 「碧空を西から東へ真二つに切りて銀糸の雲がなほ伸ぶ」 「真青なる冬空を一本の飛行機雲たち斬れるまま横へ移動す」 「青深くこほれる空に一筋の白き雲あり なぜか泣きた […]
2004年1月4日 / 最終更新日時 : 2004年1月4日 gotohman 生活詠 今日の歌 「暇ありて心ゆるびに妻と来し木曽川深く大きく豊か」 「寛やかにくだる大河が逆光にふくらむあたり大堰ゆがむ」 「正月の午後の日差は冷えまさり木曽の下流をさめざめと照らす」 「小刻みに立つ波の間に点々と幾許(ここだ)も鴨が日 […]
2004年1月2日 / 最終更新日時 : 2004年1月2日 gotohman 生活詠 今日の歌 「折敷に御節料理を並べをり妻も日本の女性(にょしゃう)なりせば」 「木曽川と長良川越え荒田道行くに行かれぬ正月渋滞」 「延々と自動車連なる遥か先 初詣せむ御千代保稲荷神社(おちょぼいなりじんじゃ)」 「ひと年(とせ)の夫 […]
2004年1月1日 / 最終更新日時 : 2004年1月1日 gotohman 生活詠 2004年1月1日 「十六を十五と誤り 2004を2003と書く年明け初日」 「一年の計立つる間もなきままに平成十六年第一日過ぐ」 「穏やかな正月一日 神社には無数の人の渦黙々たり」
2003年12月31日 / 最終更新日時 : 2003年12月31日 gotohman 生活詠 大晦日の夢 大晦日の夢:- 「汽水域を群鮭のぼる影はやしやがて清流に銀卵をなさむ」 「大晦日鈍く暮れゆき夢なれど激流に雷魚共食ひなしをり」
2003年12月30日 / 最終更新日時 : 2003年12月30日 gotohman 生活詠 今日の五首 「薄き雲さへぎるだにも暗くなる冬の太陽よ元気を出さう」 「意外なり蟹サボテンの華やかなる赤き花々冬に盛(さか)るは」 「様々に活動好む妻にして歳末の多事もすいすい熟(こな)す」 「WWWネット短歌に集はるる紳士淑女のあり […]
2003年12月28日 / 最終更新日時 : 2003年12月28日 gotohman 生活詠 今日の五首 「前を鎖(さ)す自動扉の開(あ)かざるはビルに拒絶の意思あるごとし」 「湯浴みしてお茶煎れ呉るる何げなき所作にも妻のリズムあるなり」 「今年また非業に死にし人幾たり望まず生まれし人は幾たり」 「良識が束になりても裁き得ぬ […]
2003年12月23日 / 最終更新日時 : 2003年12月23日 gotohman 生活詠 今日の五首 (年賀用に) 「ひと一人一つの生を生きてきて明日の世界の危ふくとも穏し」 「峡谷の深きを流るる紺青の川に映れる天の水色」 「歳晩と年始を跨ぐ四次元の時空にゆがみ在りと思はず」 「餓えにけるアフリカの子の目に浮かぶ一滴の泪 […]
2003年12月18日 / 最終更新日時 : 2003年12月18日 gotohman 生活詠 今日の五首 「忙中にふと目つむればまな裏に浮かぶ地平の陽炎寒し」 「雨含むメタセコイアの落ち葉掃く女人の傍にて足滑らせぬ」 「池に棲む鴨らの数のいくたびも減りては増ゆるを不思議とはせず」 「ゆゑありて年末せはし若きらも仕事かかへて右 […]