2013年5月4日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 gotohman 生活詠 藤と牡丹 絶えず吹く風あり数多(あまた)の藤の花ランダムに揺れけぶれるごとし 大輪の二つ牡丹に寄らしめて妻をアップで撮れば安らふ
2013年5月3日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 gotohman 生活詠 ランタナ 惹かるるの意識なく経しランタナが記憶の隅につぶやくごと咲く ルピナスが色と背丈を競ひ合ふ青空のもと園一面に いつもならただ咲くと見て行き過ぐるツツジの群落が照り映えて明し 白や紅、赤紫などに慣れし目にひと群なれど黄色の躑 […]
2013年4月30日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 生活詠 躑躅 起き出でてカーテンひらくに満開のツツジの鮮紅が目を驚かす 雨のあと紅色透けて花びらの濡るるつつじに我が目うるみぬ 蘂の影はなびらに映しくれなゐの匂ふ躑躅に今を嘉(よみ)せん 見渡せば街のひとところ盛り上がる五色の緑は神社 […]
2013年4月24日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 生活詠 明日は快晴 プランターに妻埋めしアスパラの根はいまだ芽出さず土中に苦悶しをるや 天気予報のとほり夜半に雨の止み明日は快晴まちがひなからん 奇々怪々: 飢餓人口8.5億人、年間の廃棄食料は500万トン余とぞ
2013年4月22日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 短歌 いろいろ 雪を花に、花をば雪に古来より喩へて詠み来しが花に雪積む 白と紅、紅白まだらの花も咲かせ花水木らのしばしの饗宴 直接の関はりなけれど外国にも騒擾絶えぬ テロや地震など 原子や分子がたまたま集まり此の身成すと知れば事大に構ふ […]
2013年4月20日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 生活詠 春雨 窓より入るほのかな斜光に手の皺の異様に際立ちふと怯えもつ 刷毛をもて水塗るやうに春雨が甍を濡らし夕闇に光(て)る
2013年4月18日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 生活詠 白の眩暈 薄雲をとほして撮るに太陽は白の眩暈にして鳥の影呑む 水音に沿ひ散策道を行き行けば八重桜尽きし果に山城」 荒立ちて大河に合流する支流、水量豊かに堰越ゆる見ゆ
2013年4月13日 / 最終更新日時 : 2022年3月10日 gotohman 生活詠 桃花 季(とき)まさに旬なる桃花が紅白にて青空にゆらぐを神域に観る 韓国と北朝鮮: 特殊なるハングル文字にて通じ合へる兄弟国の統一祈る 韓国と北朝鮮に第三国の軍が介入し統一を封ず