新葉

金木犀の新葉が緑(あを)く照り映ゆる生命誕生の新説を聴くとき

優游か悠揚かなどはどうでもよく迫らずの態(てい)にわれ生きゆかん

妻と観し吉野の桜十日経ても想へば心のざわつき始む

生活詠

前の記事

群鴉
生活詠

次の記事