2002年7月12日 / 最終更新日時 : 2002年7月12日 gotohman 生活詠 台風一過 5首 「台風が梅雨前線押し上げて日本列島かいせい快晴!」 「七月の部屋から見ゆる大空は濃紺にしてすでに秋の色」 「繰り返しなほ繰りかへし飽きもせず春夏秋冬のセピア色」 「梅雨明けは胸騒ぎせし 歳超えてやや褪せながらもこの胸騒ぎ […]
2002年7月7日 / 最終更新日時 : 2002年7月7日 gotohman 生活詠 三首 「日に四度(よど)はしろがねの橋渡るなり鮎棲める河城の建つ山」 「七夕は七月七日のこの夕べ 町に群集が天の川成す」 「本町を群なし流れる笑顔たち悉皆(しっかい)彦星、織姫である」
2002年7月6日 / 最終更新日時 : 2002年7月6日 gotohman 生活詠 <燕>三首 <燕>三首(梧桐): 「何となくひもじき心の遠因か巣より怯えて吾を見し燕」 「燕返し見なくてもいい、ビル街に佐々木小次郎出で来ぬものか」 「幼児期の記憶はあまりに曖昧で燕尾服そのまま宙を飛翔す」
2002年6月29日 / 最終更新日時 : 2002年6月29日 gotohman 生活詠 今日の三首 「海山も思へば空しきものなれば吾が身の内の砂漠を嘉(よみ)す」 「近づけば鯉五六匹反転し池の面(おもて)に虹さゆらぎぬ」 「齟齬きたす人を諭すは至難にて向き変へざるを指南車といふ」 (三首目の「指南車」は一種のからくり仕 […]
2002年6月28日 / 最終更新日時 : 2002年6月28日 gotohman 生活詠 今日の三首 「自動車(くるま)といふ動く密室満たしたる電波・音波に脳波を溶かす」 「純白でふさふさの毛の小犬ゐてま青な耳と尻尾(しっぽ)が跳ねる」 「耳と尻尾(しっぽ)ピンクに染めし小犬ゐてペットショップの檻かけめぐる」 (ペット犬 […]
2002年6月22日 / 最終更新日時 : 2002年6月22日 gotohman 生活詠 今日の三首 「構内を駐車場より眺むれば若葉 青葉となりゆく森あり」 「構内を駐車場より眺むれば若葉 青葉となりゆく森あり」 「構内を駐車場より眺むれば若葉 青葉となりゆく森あり」
2002年6月17日 / 最終更新日時 : 2002年6月17日 gotohman 生活詠 今日の三首 「構内を駐車場より眺むれば若葉 青葉となりゆく森あり」 「青若葉ふくらみ白亜のビル群と苦悩する人らの組織を包む」 「貯水池に映る樹木の若き影見れば組織の老衰思はず」
2002年6月16日 / 最終更新日時 : 2002年6月16日 gotohman 生活詠 今日の5首 逆説: 「騒擾のワールドカップ・サッカーに初夏の青葉は深く苦悩す」 「老いやすき若き人らに混じるとき内に蔵せる情熱を羞づ」 「<頑張らない>の言葉流行(はや)りて我ただにひたすら生き来し過去が錆びゆく」 「ほどほどに頑張 […]