2013年6月7日 / 最終更新日時 : 2022年3月29日 gotohman 生活詠 しあはせ 亡き人らを偲ぶ自分は亡き人らに案じられゐるとせめて思はむ あかあかと灯す駅前に立つ欅をねぐらの小鳥らしあはせだらうか 駅前の呑み屋の賑はひ過(よ)ぎりつつこの平和しばらく続くと思へり 公園の樹木は高きほどその梢くらぐらと […]
2013年5月30日 / 最終更新日時 : 2022年3月13日 gotohman 生活詠 花また蚊 咲きてはや萎え果てにけるガザニアよオーニソガラム・サンデルシーよ 萎えんとし紫蘭は花を保つかな母の日の花も衰へゆくに 手にて払ふ間もなく寄りくる蚊をやがて不気味に思ふ深夜の床に
2013年5月26日 / 最終更新日時 : 2022年3月13日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 夜空 墨色の空ふた分けに伸びしあと徐々に拡がる夜の飛行機雲 月さへも見ぬ夜の空のひとところ雲裂けゐるや星一つキラリ
2013年5月4日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 gotohman 生活詠 藤と牡丹 絶えず吹く風あり数多(あまた)の藤の花ランダムに揺れけぶれるごとし 大輪の二つ牡丹に寄らしめて妻をアップで撮れば安らふ
2013年5月3日 / 最終更新日時 : 2022年3月14日 gotohman 生活詠 ランタナ 惹かるるの意識なく経しランタナが記憶の隅につぶやくごと咲く ルピナスが色と背丈を競ひ合ふ青空のもと園一面に いつもならただ咲くと見て行き過ぐるツツジの群落が照り映えて明し 白や紅、赤紫などに慣れし目にひと群なれど黄色の躑 […]