2005年9月4日 / 最終更新日時 : 2022年3月18日 gotohman 反戦・平和 2004年9月4日 人間の浅ましき本性極まれり被災地ニューオリンズに略奪相継ぐ 近過去のはや茫々と立ち返る姫路も道後も別府の街も 白鷺の連理の比翼はばたけり姫路の城は時空を超えて 闇深く女人のすすり泣く声すもはら人間(じんかん)の情理を怨み […]
2004年11月14日 / 最終更新日時 : 2004年11月14日 gotohman 生活詠 2004年11月14日 遺伝子が連綿として続く意味あるかないかは神のみが知る (新仮名) 何もかも<自然>の戯謔と思ひ知り世を楽しまん徹底的に 生きている間だけある世界なら隅の隅まで見尽したいよね (新仮名) 身の裡にわらわらと泣く魂魄の在るな […]
2004年11月8日 / 最終更新日時 : 2004年11月8日 gotohman 反戦・平和 2004年11月8日 ファルージャで飽きもせずまた米軍が大量殺戮始めんとす 地球にはまだ砂漠あり沼地あり海底もある 戦争やめろ! (口語新仮名) ——————— […]
2004年9月22日 / 最終更新日時 : 2004年9月22日 gotohman 生活詠 常のごとよしなきことを思ひつつ歩む頭上におぼろ半月 改札口出でくる人らのおほかたは虚ろなる眼に怯えを宿す 外圧によると言へども良きはよし明治維新は国たがやしぬ お仕着せと言へどもよろしきものは良し平和憲法は国を育てぬ チ […]
2004年7月29日 / 最終更新日時 : 2004年7月29日 gotohman 生活詠 今日の4首 真昼から夜半(やはん)にかけて蝉の声ここだひびけり生命(いのち)きらめく 死といふは特殊にあらず天地(あめつち)に生の数だけ散らばれるもの 無常とは無情にあらず生と死の変転あやつる仏の情なり イラクでは今でもむざむざ死ん […]
2004年7月21日 / 最終更新日時 : 2004年7月21日 gotohman 生活詠 今日の7首 今日、参議院選挙:- 政治とは最も疎遠な短歌といふ叙情に遊ぶ 開票進む中 イラクとか年金問題たたるとふ自民に厳しき開票すすむ なかなかに世の中変はること難し自民負けても政治は鈍く ーーーーー 屋上に建てたる物置無残にも突 […]
2004年7月12日 / 最終更新日時 : 2004年7月12日 gotohman 生活詠 今日の3首 自らのレトリックに酔ふ人らありただの一語につまづく人らあり 得体なき心の機微を限らるる言葉に表す危ふさ常に 一歳児しきりに何やらしゃべりをりとつぜん会話を始めむ予兆に
2004年7月5日 / 最終更新日時 : 2004年7月5日 gotohman 生活詠 今日の5首 大型のSCにゐて前身の紡績工場を憶へとな言ひそ SC:(ショッピングセンター) 閑散たる町に突然現れしショッピングセンター平日も沸く 新しきショッピングセンターの上空を台風崩れの雲疾走す SCの3階に来て見下ろせば臓腑這 […]
2004年6月30日 / 最終更新日時 : 2004年6月30日 gotohman 生活詠 今日の三首 「今月ももう終りかと月の末ごとにつぶやく性懲りもなく」 (口語新仮名) 「空海の前に不空の居たりとふ真言密教も連綿たるかな」 「蟻運ぶ砂の一粒ひとつぶよ 空しきことを他人(ひと)もわれもす」