2003年6月26日 / 最終更新日時 : 2003年6月26日 gotohman 生活詠 今日の歌 「玄妙なる五体の妻かもその体調気温と湿度に鋭(と)く反応し」 「大分の山の景色がはぐくみし妻なれば身に山の精棲む」 「山々は雨靄にどっぷりと漬かりゐて湿潤の森は想ひ看るのみ」
2003年5月29日 / 最終更新日時 : 2003年5月29日 gotohman 生活詠 今日の五首 「体調のすぐれぬ妻に聴かせけりかの<亡き王女のためのパバーヌ>」 「妻のためかくる癒しの音楽にいつしかわれが癒されてをり」 「<ダフニスとクローエ>まさに天界より泌み出(い)でそのまま部屋に満ちたり」 「ふか闇にラヴェル […]
2003年5月28日 / 最終更新日時 : 2003年5月28日 gotohman 生活詠 今日の五首 「雪柳一樹遅れて咲きたるが朝(あした)異様に匂ふ部屋まで」 「不満なり。御在所岳(ございしょ)、伊吹山(いぶき)、御嶽山(おんたけ)が晩春の靄に今日も隠れて」 我が子等の現況報告?:- 「経済出の長(をさ)の子変じてSE […]
2003年4月5日 / 最終更新日時 : 2003年4月5日 gotohman 生活詠 結婚記念日 「マルガリータただ一杯に酔ひつぶれ妻は少女の貌(かほ)にて眠る」 「春風のわれらが結婚記念日に花散りバクダッド陥落せんとす」
2003年2月9日 / 最終更新日時 : 2022年2月8日 gotohman 生活詠 今日の短歌13首 「娘いま廈門(あもい)にあればわが妻は中国すべてに関心深む」 「地上より三百メートル上空へ実に静かにリフトは運ぶ」 (注:リフト=Lift、エレベーターの英国読み) 「為せば成る技術といふか十円玉立てて倒さぬリフトの動き […]
2003年1月13日 / 最終更新日時 : 2003年1月13日 gotohman 生活詠 今日の5首 「遺伝子の不思議述べつつ生あるは死あるがゆゑと科学書に説く」 「妻と娘(こ)と並ぶを見つつ娘(こ)の宿す命の裔(すゑ)の命思へり」 「廈門(あもい)から一時帰省の娘また妻と連れ立ち美術館訪ふ」 「訪ね来て岐阜にゆかりの画 […]
2003年1月12日 / 最終更新日時 : 2003年1月12日 gotohman 生活詠 今日の六首 「青年期十年過ごせし名古屋なれど大須の街は今日が初めて」 「流れつつ白雲かかる本殿の屋根金色(こんじき)に観音を徴(しる)す」 「連れ立てる妻も娘も大分の産(さん)なれば大須の町を楽しむ」 「吾と妻娘(つまこ)大須観音脇 […]
2002年11月19日 / 最終更新日時 : 2002年11月19日 gotohman 生活詠 今日の四首 「秋の空かがやきゐたる東天に雲を染めつつ満月浮かぶ」 「満月がゆらめき歪んで見えるのは僕の五感が軟弱なゆえ」 -------------------- 「その郷(さと)が安全神話の日本なれば娘(こ)は上海でカバン盗られき […]
2002年11月17日 / 最終更新日時 : 2002年11月17日 gotohman 生活詠 死ぬ瞬間は・・・ 口語新仮名の歌4首: 「薄明の宇宙の果に聞こえつつ<七つの子>の歌、鴉のわらい」 「死ぬ瞬間僕らは何を見るのだろう。血の海なのか、ただ暗黒か」 「『死にたくない!』目開き臨終(いまわ)に叫んだ兄、あの目は何を見ていたのだ […]
2002年11月13日 / 最終更新日時 : 2002年11月13日 gotohman 生活詠 娘の結婚ほか 「脅威的発展つづく中国の国土は確かな踏みごたへあり」 「女ひとり異国に恋を育みて今日廈門市(あもいし)で結ばれにけり」 「娘(こ)の夫(つま)は劉を姓とし石材を商ふ青年実業家なり」 「美しき若き女性がウェディングドレスに […]