2011年7月25日 / 最終更新日時 : 2022年4月12日 gotohman 生活詠 子、孫 音楽に縁ある父子(ふし)とも思へねど父の名ひびき子の名は奏(かなで) 何だらう、何かを忘れてもやもやと不安のやうなどうでもいいやうな
2010年9月28日 / 最終更新日時 : 2022年8月21日 gotohman 生活詠 いびつなる月 昇りくる鈍色にしていびつなる月に映るは不穏の国情 日本が育てし日本の横綱なり白鵬連続四場所全勝 日本が育てし大リーガー・イチローの十年連続二百安打を嘉す
2009年6月13日 / 最終更新日時 : 2022年3月26日 gotohman 生活詠 今日の歌 餌(ゑ)に寄りくる幾多の雀の中に一羽絶えずぴーぴーと鳴くありて愛(は)し 父母(ちちはは)亡く長兄も逝き次兄また身罷りて三日、奇跡を乞ひしに 絶滅は種(しゅ)の宿命なり人といふ種(しゅ)は例外と誰も思はぬ
2007年3月27日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 gotohman 生活詠 2007年3月27日 妻と歩む川沿ひの道 水際(みぎは)には鴨群れ家並(やなみ)より鶯の声 朝起きて夜寝るまでの平凡の繰返しを時に倦むと言ふ妻 岐阜県高山市の飛騨大鍾乳洞観光大橋コレクション館に、手で触れてご利益あらんと陳列されてゐし100キ […]
2004年11月19日 / 最終更新日時 : 2004年11月19日 gotohman 生活詠 2004年11月19日 覘(のぞ)きしが雲勝りゐてまた隠るされどやがては晴れ晴れと月 曇る宵散歩に出でしが帰るころ弦月現はれて鬱を晴らせり ——————— […]
2004年4月29日 / 最終更新日時 : 2004年4月29日 gotohman 生活詠 今日の歌 「地蔵寺も湿潤の若葉溢れゐてわれは釈迦涅槃石像を撮る」 「澄む空に真綿のやうな白き雲さやかに伸びて仏閣おほふ」 「蜘蛛の巣の張れる釣鐘わんわんとかって鳴りけむ音の残響」 <妻>: 「妻やる気?日曜大工道具買ふ少女のやうな […]
2003年11月3日 / 最終更新日時 : 2003年11月3日 gotohman 生活詠 今日の五首 機会あって子供3人(+嫁一人)が集う。 「あらためてわれに三人(みたり)の子のあること噛みしめてをり集ふを見つつ」 11月3日は晴れの特異日のはずが・・・。 「秋雨に濡るる文化の日となりて四千余人の叙勲ありけり」 雨水が […]
2003年6月26日 / 最終更新日時 : 2003年6月26日 gotohman 生活詠 今日の歌 「玄妙なる五体の妻かもその体調気温と湿度に鋭(と)く反応し」 「大分の山の景色がはぐくみし妻なれば身に山の精棲む」 「山々は雨靄にどっぷりと漬かりゐて湿潤の森は想ひ看るのみ」
2003年5月29日 / 最終更新日時 : 2003年5月29日 gotohman 生活詠 今日の五首 「体調のすぐれぬ妻に聴かせけりかの<亡き王女のためのパバーヌ>」 「妻のためかくる癒しの音楽にいつしかわれが癒されてをり」 「<ダフニスとクローエ>まさに天界より泌み出(い)でそのまま部屋に満ちたり」 「ふか闇にラヴェル […]