今日の一首

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「暗緑の山波を越え白々と聳(た)つ御岳山(おんたけ)は嶺ふぶきをり」(梧桐)

(「聳つ」と書いて「たつ」と読むのは短歌では普通です。聳えることですね。また、「御岳山」と書いて「おんたけ」と読む類も普通です。これは木曾節にも出てくる木曾山系の御岳山、木曾の御岳です。晴れた日に通勤路からはるか東方に見えます。その手前も木曾山脈。この時期は、手前の山脈には雪がなく、冬の山肌色をしており、その上に雪をかぶった御岳山の威容が見られます。今日はその山頂に雪煙が上がっていたのです。)