今日の一首

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「山上の城を照らせる光線に白く浮きつつ雲の影はしる」(梧桐)

金華山山頂の岐阜城(昔、稲葉山城)。斉藤道三、織田信長ゆかりの城です。夜には下方から照明されて美しい。今晩、若者らとの宴会を済ませて職場へ戻る途中、バスからこの歌のような情景を見ることができました。おそらく雪雲と思われる雲が盛んに城にまつわりつき、城とともに照明に白々と輝いていました。何の主義主張も含まない、純粋な抒情歌。