2006年11月15日 / 最終更新日時 : 2006年11月15日 yukokyousitu 言葉を大切に! 一字一字を大切に吟味したい 「想いでは夕焼けのように焼きついて母と子の笑顔が雲に浮く」(伊那佳) 今日は介護認定5の母を見舞いました。昨日より雪が厚くなった仙丈ヶ岳、散りゆく紅葉の寒々しい風景を見ながら向かいました。心が重くなり時々車を止めて夕焼け […]
2003年10月23日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 主格の「が」と「の」 「鉢底に小さきトカゲが潜みゐし木枯らし1号の吹きし真昼に」 (mukugeさん2003年10月27日) この秋一番風が強かった日のこと、庭隅の鉢底にまだ生まれたてのような小さなトカゲの子が蹲っていました。親とはぐれたのか […]
2003年4月10日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 「おり」 「春の雪にまどゐしリスが餌箱に逆さになりて餌ほおばりぬ」(渓水さん2003/04/10) フリージングレインfreezing rain ですか。経験がなく、聞いただけで身震いが出ます。4月というのに、寒いのですね。(ニュ […]
2003年4月3日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 「おり」 「クレーン車を遮る桜の花枝が無造作に切られ雨に濡れおり」(mukugeさん2003/04/03) 工事優先、ということでしょうか。おそらく立派な桜。切るには惜しい枝ぶりだったことでしょう。その上、花枝とあるから、咲いた花 […]
2002年7月22日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 「おり」 「透かし見る袋の中の小さき梨すき間をうめつつ秋を待ちおり」(桐子さん2002/07/22) 添え書きでなるほど、です。つまり、まだ小さい梨の実が袋で包まれていて、それが日光に透けて見えており、あとは想像で、実が大きくなる […]
2002年7月4日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 清々しい 「川岸の鳥のさえずり聞きおれば雲のたれたる朝も清しき」(由里さん2002/07/04) この時期に鶯の声が聞こえるなど、こちらでは考えられません。いいところにお住まいですね。もちろん、ちょっと山手まで出向けば、夏でも鶯が […]
2002年4月7日 / 最終更新日時 : 2024年6月18日 yukokyousitu 言葉を大切に! 清清しい 「小雨やみ伸びし雑草抜きおりぬ春草すがし匂ひの中で」(隆子さん2002/04/07) 文字通り清々しい歌です。「すがし匂ひ」は「すがしき匂ひ」でしょうね。その前に、「すがし」という形容詞、漢字では多分「清し」なのでしょう […]