振り仮名が必要なことも

「雨雲の去りし朝日に行縢山 岩肌荒く近くに見ゆる」 (由里さん2002年11月4日
雨のあとは山も田園も澄んで見えますね。雨が空中の塵を洗い落としてくれるからだと思います。そして、山肌などがいつもより近くに見えるわけですね。「行縢山」は「むかばきやま」と読むのですね。振り仮名が必要かもしれない。標高831メートル。大きな岸壁があり、九州でも名山のひとつ、とのこと。歌中の「岩肌」はこれですね。
 お歌はほとんどいいですが、少し変えましょう。
添削
「雨雲の去りて朝日に行縢山(むかばきやま)荒き岩肌迫りてぞ見ゆ」 (由里)
(何か万葉的な雰囲気の歌になりました。)