散文的ですね

「偉そうに生徒に人生語っては自分の空洞(うろ)の深みにはまる」(そよこ)
高校で教員をしています。立場上、生徒に対していろいろな話をすることになるわけですが、“偉そうに話しているけれど、一体自分がどれほどのものか”と感じることが多いです。生徒に語れるほどの、誇れるほどの、何か核になるものを持っていない自分を感じます。
「偉そうに」と「生徒に」で「に」が重なるのが気になるような、まあいいような・・・。また、「うろ」の正確な漢字は「洞」だと思いますが、「空洞」のほうが表したいことに合うと思い選びました。いかがなものでしょうか。。。

「偉そうに」は、いかにも散文的ですね。自分自身のことはともかく、若者たちに生きる道を説かなくてはならないのは、教師というものの因果なのでしょう。いちいち自省しない先生も多いでしょうから、それをされるだけでもそよこ先生はえらいですよ。

改作例:
「生徒らに人生語るも務めゆえ。語ってのちに自省はすれど」(そよこ)