「せる」

「泥運び軒に燕は新しき家庭つくらむと勤しみ励む」(多朗2004/04/21
今年は早くから温かいせいか、もう燕が巣作りにやって来ました、私の家の軒にも一生懸命巣作りをやっています

燕がもう巣づくりしていますか。早いですねぇ。残念ながら、我が家の軒にはトンと巣を作ってくれません。軒がある方角がちょうど交通量の多い国道に面しているからかもしれません。いや、それ以前に燕の姿をトンと見掛けないのです。経済的に凋落の街は、燕も避けて通るのでしょうかね。

添削(文語旧假名):
「わが軒に新しき家庭を作らむと燕ら勤しみ泥運びせる」(多朗)

(最後の「せる」は「している」の意味です。サ変動詞「す」の未然形に自発の助動詞「る」が付いたもの。)

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