添え書きの文体

(添え書きをつけてみました。ところで、この添え書きは添削していただくためというよりは状況説明というか、これが無いと意味が通じない歌となっていますがそのあたりはいかがなものでしょうか?また、添え書きもこのように文体を同じにすべきなのでしょうか?)。

わが妻の生き別れの父と再会せしことを詠める歌
「瞬時にて埋まりし父と娘の溝に十年分の涙流れむ」(まことさん2003/04/05

歌の前の添え書き、古歌集に倣いましたね。随分古く感じませんか?ここは現代文でいいでしょう。(「自分の妻が生き別れた父と再会したことを詠んだ歌」ですかね。)歌の「埋まりし」は、土砂や(地震で倒壊した)家屋に埋まった、ということではないのですね。この語が先にあると、どうしてもそのようにとられてしまいますね。何か事故か事変があって、離れ離れになったと。
 この歌の背後には随分複雑な過去が隠されているようですね。

添削:
「わが妻は10年振りに父と会ひ涙で瞬時に溝を埋めぬ」 (まこと)