花の名前を特定する
「小花なれど季節を追うて咲く花は武骨な父の遺せし命」 (桐子さん2001年7月28日)
この花の名前が知りたいですね。歌に詠み込むのです。返事待ちます。添削はそのあとで。
大袈裟な花ではありませんが今の時季は百日草、キバナコスモス、マリーゴールド、千日ボウズ? が咲いています。特に手を懸けるというわけではないのに毎年花を咲かせます。実は私も花の名前を入れたほうが良いのか迷いましたが・・・。
詠みなおします。
「百日草父の遺せし花ならば夏毎咲くをいとおしみつつ」 (桐子さん2001年7月31日)
前より分かり易く良くなりましたね。ただ、「遺せし」は「遺しし」が正しいですね(連用形)。また、「花ならば」は「なり」の未然形「なら」に「ば」がついているので仮定なのです。「(もし)花だったなら」という意味です。ここはそうではなく、「花なので」「花であるので」と言いたいわけですから、已然形にして、「花なれば」としなければなりません。こういう文法のことはおいおい慣れればいいわけですが。
添削
「百日草–亡父の育てし花なれば今夏もさはに咲きていとしも」 (桐子)
(さはに=たくさん)