「強」という漢字
- 2023.06.21
「強」という漢字の訓(くん)は「つよ(い)」「こわ(い)」「しい(て)」「あなが(ち)」と多くて困る
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
「強」という漢字の訓(くん)は「つよ(い)」「こわ(い)」「しい(て)」「あなが(ち)」と多くて困る
白楽天の「長恨歌」にも梧桐(あをぎり)が出できて「秋雨に葉を落とす」との一句
「おもしろしクラシック音楽は「序破急」ならず「破徐急」なる構成の楽曲多し」(あおぎり)
「生きる」とは「息」の動詞化といふことを齢八十余にして悟る
感慨と気概の「がい」の違ふ意味、人は知るなく大人となりき
「まじ」とふは現代若者言葉と思ひきや江戸時代に既に使はれゐしとふ
中国でも武将さへすぐれし詩を詠みき例へば魏の武帝・曹操なども
「莓」とふ漢字に「母」が入るのは形が乳房に似るゆゑと言ふが
驚いた「起こる」と言うべきを「起きる」と言う、それがほとんど普遍化していて
「時雨」の語源、「過ぐる」や「しばしば暮るる」とか聞きて思へりさもありなんと