北斎画 <神奈川沖波裏>
北斎の‘大波’の絵も或る古寺の欄間の浮彫にヒントを得しとも
2000年11月に梧桐学のの短歌ホームページ「ものぐさ」を開設し、2001年10月に「短歌添削BBS」を設置しましたが、そこに投稿させて頂いた梧桐学の短歌を収納しています。スマートフォンからのアクセスの方は画像のリンクではなくメニューアイコンを開いて各ページへ移動してください。
北斎の‘大波’の絵も或る古寺の欄間の浮彫にヒントを得しとも
再びを三岸節子画に逢ひまつり心にむらむらと力湧きくる 三岸節子九十三歳(くじふさんさい)の渾身の <桜> の奥より泌み出(づ)る画魂
ワイエス画 <クリスティーナの世界> の女(ひと)が脚不自由と知ざらりし迂闊
(新仮名): 運慶はミケランジェロを超えるとの評に頷く特に精神性において
三岸節子記念美術館にて: 力強きタッチの奥より泌み出づる悲しみの質を節子は知りゐき
思へらく例へば破墨山水画は印象派絵画の先駆けならん
公園の杜に多くたつ彫像のそれぞれがもつ哀しみの翳
たかが絵画一枚が215億円とぞ。巨匠崇拝の狂気の極点 ピカソの絵が215億円なら運慶の仏像などは値が付けられぬ
国名の隋、会社名の鐵: 「随」を「隋」とし「鉄」を「鐵」と書くにはそれなりの理由(わけ)ありてこそ . 三千円の絵がゴーギャン作と分かったとたん十五億円となる ご冗談でしょう (新仮名)
清掃婦にごみと間違へられ捨てられし現代美術作品あはれ 新規性も過ぐればごみと見紛ふなり現代美術の健全性問はる . 歴史的巨匠にも凡作数あれど等しく崇め超高値つく . TPP交渉でアメリカは強硬にてやがて政権は日本を売るか 憲法さへ拡大解釈止めぬ政権、秘密保護法の行く末おそろし