絵画、美術

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さまざま

  • 2014.02.23

清掃婦にごみと間違へられ捨てられし現代美術作品あはれ 新規性も過ぐればごみと見紛ふなり現代美術の健全性問はる 歴史的巨匠にも凡作数あれど等しく崇め超高値つく TPP交渉でアメリカは強硬にてやがて政権は日本を売るか 憲法さへ拡大解釈止めぬ政権、秘密保護法の行く末おそろし

2007年6月18日

  • 2007.06.18

神域の蛍を素手にてとらへたる妻の双掌(もろて)の洞(ほら)の明滅 (再掲) 妻が掌(て)をひらけば蛍火とびたちて闇に消ゆるをム-ビ-に撮る 宗教と美術は異質されど世の美術史かざる仏像仏画 合歓の木に不思議さなけれどその花の紅刷毛に似るさまはおもしろ

2007年6月7日

  • 2007.06.07

クリストの芸術に因んで・・・ 真青なる防音シ-トに覆はるる未完のビルは梱包芸術 過去9年間連続で自殺者数が3万人余・・・ 自殺者が毎年3万を超えていては美しい国とはとても言えない (口語新仮名) 美しい理想の国は不戦の国和の国基地無く自殺者もゼロ (口語新仮名) 仮に、日本に米軍基地なく、最小限の国土防衛隊としての(現在より縮小した)自衛隊だけがある場合、日本を侵略する国が出てくると、現政権はじめ […]

今日の3首

  • 2004.01.11

「氷(ひ)の風に追はれ入り来し高層ビル内暖かく陶芸展観る」 「常凡の技から余肉を削ぎ落とし芯のみ残す熊谷芸術」 ・・・(ジャコメッティーの彫刻芸術のようだ。。。) 新仮名: 「かな漢字変換《くまがいもりいち》が一発で《熊谷守一》と出た」

今日の五首

  • 2003.11.03

機会あって子供3人(+嫁一人)が集う。 「あらためてわれに三人(みたり)の子のあること噛みしめてをり集ふを見つつ」 11月3日は晴れの特異日のはずが・・・。 「秋雨に濡るる文化の日となりて四千余人の叙勲ありけり」 雨水が舗道にさ迷う・・・ 「やや冷えて落ちくる雨や秋深き舗装路走る水の皺見ゆ」 春雨のような秋の雨に・・・ 「しくしくと降る秋雨を吸ひ取れる土壌の慈愛が人をも恕(ゆる)す」 神とは、その […]