「太陽の塔」の顔
- 2023.03.01
岡本太郎の「太陽の塔」のあの顔のヒントとなりしとふ寺石忘れず
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
岡本太郎の「太陽の塔」のあの顔のヒントとなりしとふ寺石忘れず
ランダムな直線図形に曲線群まじらばひときは美しと見る
胸は少女、腰は母とも人は言ふ <ミロのヴィーナス> の完璧なる美
北斎の‘大波’の絵も或る古寺の欄間の浮彫にヒントを得しとも
再びを三岸節子画に逢ひまつり心にむらむらと力湧きくる 三岸節子九十三歳(くじふさんさい)の渾身の <桜> の奥より泌み出(づ)る画魂
ワイエス画 <クリスティーナの世界> の女(ひと)が脚不自由と知ざらりし迂闊
(新仮名): 運慶はミケランジェロを超えるとの評に頷く特に精神性において
三岸節子記念美術館にて: 力強きタッチの奥より泌み出づる悲しみの質を節子は知りゐき
美術館で日本画室から洋画室へ移り‘雑然’の印象を受く
思へらく例へば破墨山水画は印象派絵画の先駆けならん