「来し」は「こし」か「きし」か
- 2023.11.29
「過去のことを「来し方(こしかた)」と言ふ。文法では「し」は連用形に付くが慣用的に」 (「来し」を「こし」と読むとき「来」の未然形に「し」を付けているが、慣用的に「こし」と。連用形に付くなら「きし」だが、発語的に「こし」がいいのであろう。)
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
「過去のことを「来し方(こしかた)」と言ふ。文法では「し」は連用形に付くが慣用的に」 (「来し」を「こし」と読むとき「来」の未然形に「し」を付けているが、慣用的に「こし」と。連用形に付くなら「きし」だが、発語的に「こし」がいいのであろう。)
木漏れ陽に癒やされること多い日本人と特段何も感じない西洋人と
家前の花水木の葉の落ち継ぎてこのまま見届けむ終(つひ)のひと葉まで
新聞に「激甚」とふ語をよく見るが辞書には「劇甚」のみある。不思議の一つ
中国の古き故事成語の多くにも現代に通じる警句あるなり
おそらくはヒヨドリの群なり遠望の市役所上空を旋回する見ゆ
裏の更地に家建設の始まれど雨天と土日は工事休むらし
意外にも尉鶲(じやうびたき)なり部屋内に飛び込みあばれて物をよごしぬ
いづくより迷ひ込みけむ尉鶲(じやうびたき)逃げむと透明窓に幾度も激突す
我が国の古代史料は少なきゆゑ <魏志倭人伝> など誠にありがたし