2002年1月31日 / 最終更新日時 : 2022年1月31日 gotohman 生活詠 今日の一首 ジェット音とよめる瞬時にこの耳は旅客機ならず軍用機と知る (かって我が勤務先は航空自衛隊の駐屯地近くにありました。だから、同じジェット音でも自衛隊機(つまり軍用機)のそれと旅客機のそれが違うことを、この耳は知っているわけ […]
2002年1月30日 / 最終更新日時 : 2022年1月30日 gotohman 生活詠 今日の五首 「ライオンまた織田信長と綽名さるる構造改革宰相がゐる」 「濃姫また織田信長の看板あり地酒の名なり岐阜の駅裏」 「歩みきて私利私欲失せ執着なし、はや晩年に入りたるらしも」 「『光陰矢の如し』とは古諺にして常に真なりゆゑに空 […]
2002年1月29日 / 最終更新日時 : 2022年1月29日 gotohman 生活詠 今日の四首 並(な)み立てる煙突の吐く煤煙が雲に混じりて富士山おほふ 富士山は煙と雲に隠れしが雪かづきたる巨塊の残像 にちにちにその実(み)かそかななりはひの似たるといへど耐へて処しゆく 前向きて歩みゆくのみ折々は背後(うしろ)に […]
2002年1月28日 / 最終更新日時 : 2022年1月28日 gotohman 生活詠 今日の4首 「歌ひとつ忘れしことにわだかまりここ数日は不毛なりけり」 「雲間より見し北海道の先端の吹雪ける様を異様に記憶す」 「国はみな一つ小島に執着す、たったひとつの地球と知るゆゑ」 「喫茶店に禁煙室なく周辺の客ら紫煙の暴力ふるふ […]
2002年1月24日 / 最終更新日時 : 2022年1月24日 gotohman 生活詠 今日の二首 組織即会議といへど緩慢に進みをり戸外で冬日浴びたし OBが組織をゆっくり侵しゆき気が付けば四囲はみごと墨色
2002年1月23日 / 最終更新日時 : 2022年1月23日 gotohman 社会詠 今日の短歌-アフガン復興会議 「アフガン復興支援会議が出した智恵、拠出金待つは瓦礫と内戦」 「『米国は爆撃によりアフガンに貢献した』とパウエル言へり」 「なるほどなー、あの空爆の激しさでは数百億ドルを消耗したろう」 「テロ撲滅無差別爆撃その後に何残り […]
2002年1月21日 / 最終更新日時 : 2022年1月21日 gotohman 生活詠 今日の一首 時差ボケで真昼に睡魔おそふたび渾沌としてアルーバ島見ゆ (帰国後もう9日になろうというのに、恥ずかしながら、未だに時差ボケからくる昼間の眠気が完全にはなくなりません。年を取ったせいでしょうが、また14時間という昼夜が完全 […]
2002年1月19日 / 最終更新日時 : 2022年1月19日 gotohman 生活詠 今日の二首 「『お通夜には両隣来ず犬仲間が来た』と笑へる、姉寂しげに」(梧桐) 「『降雪で葬儀にさえも来た人ない』姉はポツリと『孤独死』語る」(梧桐) (知多に住む姉の義母が正月に95歳で亡くなったと聞いて、遅れた弔問に行ってきまし […]