2003年11月16日 / 最終更新日時 : 2003年11月16日 gotohman 生活詠 今日の歌 妻と付近散策:- 「白鳥と化しし日本武尊の名が貧しき神社の看板に書かる」 「白雲ゆ光芒流す太陽へ翼焦がして消え逝く大鵬(おほどり)」 「妻と吾の影が斜陽にはかなくも路面に長く伸びたるを撮る」 「いづくにも道は這ひゐて限り […]
2003年11月15日 / 最終更新日時 : 2003年11月15日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 今日の歌 金毘羅参り: 「雨霧らふ金毘羅宮の門前町 匠の彫りし木仏売らる」 「名工は木に宿り在(ま)すみ仏を鑿にて顕現させまゐらすのみ」
2003年11月13日 / 最終更新日時 : 2003年11月13日 gotohman 生活詠 今日の歌 「満月の日に日に細りゆく迅さ<時>とふ魔物が殺ぎ落とすなり」 「満月を殺ぎ落としゆく超絶の時間が再び満月つくる」
2003年11月11日 / 最終更新日時 : 2003年11月11日 gotohman 生活詠 今日の歌 「静寂の公園妻と散策す苦苦苦苦と鳴く山鳩いづこ」 (高松・栗林公園) ------------------ 「見の限り稲穂ことごとく刈り取られ腹の底より虚しさ突き上ぐ」 「朝より雨雲重くのしかかり山頂の城が見え隠れせる」 […]
2003年11月10日 / 最終更新日時 : 2003年11月10日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 高松にて 高松にて: 「権力の所産の栗林公園をいま民衆がそぞろに楽しむ」 「妻と歩む栗林公園 紅葉は未(いま)だしと言へど深秋にしづむ」 「掬月亭に高松藩主の嗜好をば味はふ砂礫の浪など観つつ」 「突堤に赤き灯ともす灯台まで暮れゆく […]
2003年11月3日 / 最終更新日時 : 2003年11月3日 gotohman 生活詠 今日の五首 機会あって子供3人(+嫁一人)が集う。 「あらためてわれに三人(みたり)の子のあること噛みしめてをり集ふを見つつ」 11月3日は晴れの特異日のはずが・・・。 「秋雨に濡るる文化の日となりて四千余人の叙勲ありけり」 雨水が […]
2003年11月1日 / 最終更新日時 : 2003年11月1日 gotohman 生活詠 今日の一首 「コーヒのカップ内面の灰汁落とし純白にもどす おのれはいかに」 「コーヒのカップ内面の灰汁落とし純白にもどす おのれはいかに」(梧桐)における「おのれ」は「わが身」の意味で、自省を込めたものですが。たまには自分の内面にこ […]
2003年10月31日 / 最終更新日時 : 2003年10月31日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 東北旅行詠-7 <東北旅行詠-7:下北半島> 「奥入瀬を午後五時に発ちひたすらに<むつ市>を指して宵のドライブ」 「海岸に沿ひて飛ばせど下北の実感はなし夜のドライブに」 「ひらがなの市名が流行りか〈つくば〉〈むつ〉〈さいたま〉などと増え […]
2003年10月26日 / 最終更新日時 : 2003年10月26日 gotohman 生活詠 今日の四首 「雲あらば雲のさまざま 陽の満ちて今日はただただ空青く澄む」 「公園に置かるるレールの断片に乗りて遊べる妻まだ若し」 「わが街は郊外よけれど本町の商店街に覇気の乏しき」 「街角の貧しき樹木に何百もの雀が宿り身につまさるる […]
2003年10月25日 / 最終更新日時 : 2003年10月25日 gotohman 生活詠 今日の三首 (朝) 「ゆるゆると進む車列に見てをればボディに映る雲の影はやし」 「前をゆく高級車の背に映りけり太陽が雲を裂く瞬間の虹」 (夜) 「直ぐうしろに軽トラックがギラギラとライトを上げて執拗につく」