2004年6月23日 / 最終更新日時 : 2004年6月23日 gotohman 旅行(ドライブ)詠 今日の歌 「やや勇み小山登りてほの暗き迫間不動尊に世の罪を謝す」 「一キロの緑したたる参道を辿り谷汲山華厳寺に詣ず」 「谷汲の横蔵寺(よこくらじ)にはさ緑の楓めぐらせ三重塔建つ」 「横蔵寺(よこくらじ)つらぬき流るる飛鳥川 ホタル […]
2004年6月21日 / 最終更新日時 : 2004年6月21日 gotohman 生活詠 今日の五首 その昔どこにも居た螢、最近は名所と謳う所でさえ随分数が減りました。絶滅種にリストアップされているのかも。 「鵜沼地区大安寺川に妻と来て人より少なき螢たのしむ」 「デジカメに追へる螢のたよりなき軌跡の果てて底無しの闇」 「 […]
2004年6月17日 / 最終更新日時 : 2004年6月17日 gotohman 生活詠 今日の五首 「昼間見る半弦の月のはかなくてきらめく雲にいま呑まれゆく」 「軒先に頭をもたげ紫陽花のたわわに咲くは貴(あて)なる闇なり」 「梅雨明けと紛ふばかりの青空にヒバリあがりて生命(いのち)を謳(うた)ふ」 中里介山著<大菩薩峠 […]
2004年6月13日 / 最終更新日時 : 2004年6月13日 gotohman 生活詠 今日の二首 「梅雨なれど晴れて白雲流れつつ青き鏡の空のぞきたる」 「梅雨最中(もなか)に塵ひとつなく透きとほる空より凛(さむ)き風のくだり来」
2004年6月10日 / 最終更新日時 : 2004年6月10日 gotohman 生活詠 今日の五首 「明けながら雀ら激しく鳴き交はしやがて鴉や鳩らが騒ぐ」 「空翔くる鳥を羨(とも)しと思(も)はざりし幼き愛の行方知らずも」 「青空に巨大な穴を穿ちつつ吾が胸処(むなど)より虚の竜のぼる」 「いづくより来たりいづくへ去る身 […]
2004年6月6日 / 最終更新日時 : 2004年6月6日 gotohman 生活詠 今日の三首 「雨樋をしたたる音に梅雨入りは寂しきものと思ひ知るなり」 「友どちら祝ひ呉るるは停年に一つけじめを思ひ知れとや」 「職退(の)きてはや二月(ふたつき)か胸底にポトリと一滴墨汁の衣魚(しみ)」
2004年6月4日 / 最終更新日時 : 2004年6月4日 gotohman 生活詠 今日の歌 「光満ち青澄む空より凄惨の泪一滴落ちてくる夢」 「欠け初めし満月ゆらりと昇りきて兎の影がすすり泣く見ゆ」 「物あふれ愛も溢るる地上なら昇る少女の翼は折れむ」
2004年6月3日 / 最終更新日時 : 2004年6月3日 gotohman ニュースから 今日の三首 (<衝撃>のつづき) 「街なかに<愛>売るるころあの少女が胸処(むなど)深くですすり泣くなり」 「少女言う『直接会って謝りたい』胸は凍るが泣かせるセリフだ」 「『出来るなら平凡な一生過ごしたい』くだんの少女の切ない一語」 […]