ある人名思ひ出さむと脳髄を思考の熊手で掻けどもむなし

いつになく紫陽花が早く色付きゆく今夏は猛暑で長くつづかん

落ちかかる月を日本では「傾く」と言うが漢詩では「斜め」と表現 （新仮名）

闇に反射し自動車の音が裏手よりとどく国道は表にあれど

「侘び」「寂び」にピタリの英語が無いやうに日本語に無い英語もあらん 俳句・短歌の節調に嵌まる英語詩なし。英語詩は工夫で日本語にもなれど

ＳＴＡＰは外的刺激で細胞が初期化すること　日本は否定す まやかしと日本では否定のＳＴＡＰがアメリカで確認、特許も取らる

屋根を這ふ蛇を追ふのに鍋たたく蛇には耳が無いこと忘れ

古来より中国の琴は梧桐製、しからば「梧桐の日本琴（やまとこと）」はいかに

薔薇園に今が盛りの薔薇いつぱい　色彩の競演を妻と楽しむ ま青なる薔薇を創るは不可能らし青薔薇と言へるは青もどきにて

（口語新仮名）： 脚の各部に日本語の名称あるように英語にもある　あたりまえかぁ、、、