2002年12月10日 / 最終更新日時 : 2002年12月10日 gotohman 生活詠 今日の三首 「今朝ことに冷えまさりきて遠き山 肌のあうとつ(凹凸)恥ぢもせず見す」 「帰らんとピロティー出れば半月の青きにうるみ初雪チラつく」 「半弦の月浮きながら今冬の初雪降れり 故なく悲し」
2002年12月8日 / 最終更新日時 : 2002年12月8日 gotohman 生活詠 今日の5首 「歳晩と聞けばその韻(いん)身に響きつくづく往く年来む年思ふ」 「定年を間近に控へ組織から疎外されてか退職する人」 「民営化さるる焦りに長老を徒食の輩(やから)に扱ふ組織 「世代ごと悪化して来ぬ古き良き時代と言ふさへ死語 […]
2002年11月29日 / 最終更新日時 : 2002年11月29日 gotohman 生活詠 今日の二首 「雲の上に青き空在り空の上に何があるのか知らぬが不安」 「死ぬために生きているのだ生の果に死が待つなどとゆめ思ふまじ」
2002年11月28日 / 最終更新日時 : 2002年11月28日 gotohman 短歌 今日の二首 「幾億年経ても錆びざる金剛の歌創らばや一生(ひとよ)に一首」 人皆が不老長寿で不死ならば世は太平の桃源郷か」
2002年11月21日 / 最終更新日時 : 2002年11月21日 gotohman 生活詠 今日の二首 「星空を西から東に糸引ける人工の雲照らす満月」 「夜空切る糸の雲ありさながらに銀河鉄道の吐く煙かな」
2002年11月20日 / 最終更新日時 : 2002年11月20日 gotohman 生活詠 今日の二首 「新しき仕事成し得ず侘しくも過去の成果をほじくりかへす」 「四次元の時空の真洞へモミヂ葉が影をともなひ果しなく降る」
2002年11月19日 / 最終更新日時 : 2002年11月19日 gotohman 生活詠 今日の四首 「秋の空かがやきゐたる東天に雲を染めつつ満月浮かぶ」 「満月がゆらめき歪んで見えるのは僕の五感が軟弱なゆえ」 -------------------- 「その郷(さと)が安全神話の日本なれば娘(こ)は上海でカバン盗られき […]
2002年11月17日 / 最終更新日時 : 2002年11月17日 gotohman 生活詠 死ぬ瞬間は・・・ 口語新仮名の歌4首: 「薄明の宇宙の果に聞こえつつ<七つの子>の歌、鴉のわらい」 「死ぬ瞬間僕らは何を見るのだろう。血の海なのか、ただ暗黒か」 「『死にたくない!』目開き臨終(いまわ)に叫んだ兄、あの目は何を見ていたのだ […]