2003年11月26日 / 最終更新日時 : 2003年11月26日 gotohman 生活詠 今日の歌 口語新仮名短歌:- 「あーきれいと妻が指差す紅葉(もみぢ)山サングラスにてさらに色増す」 ------------ 「早出(はやで)してサイドミラーに旭日(きょくじつ)が反射するさえなぜかうれしく」 「ドライバーを信頼し […]
2003年11月19日 / 最終更新日時 : 2003年11月19日 gotohman 生活詠 今日の歌 「劇物の希釈もすらむ小流れに青鷺が佇(た)つ冬の顔して」 (新仮名短歌) 「この部屋に住んだ三十年の垢なのだろう持ち去っても破棄しても減らない書類」
2003年11月16日 / 最終更新日時 : 2003年11月16日 gotohman 生活詠 今日の歌 妻と付近散策:- 「白鳥と化しし日本武尊の名が貧しき神社の看板に書かる」 「白雲ゆ光芒流す太陽へ翼焦がして消え逝く大鵬(おほどり)」 「妻と吾の影が斜陽にはかなくも路面に長く伸びたるを撮る」 「いづくにも道は這ひゐて限り […]
2003年11月13日 / 最終更新日時 : 2003年11月13日 gotohman 生活詠 今日の歌 「満月の日に日に細りゆく迅さ<時>とふ魔物が殺ぎ落とすなり」 「満月を殺ぎ落としゆく超絶の時間が再び満月つくる」
2003年11月11日 / 最終更新日時 : 2003年11月11日 gotohman 生活詠 今日の歌 「静寂の公園妻と散策す苦苦苦苦と鳴く山鳩いづこ」 (高松・栗林公園) ------------------ 「見の限り稲穂ことごとく刈り取られ腹の底より虚しさ突き上ぐ」 「朝より雨雲重くのしかかり山頂の城が見え隠れせる」 […]
2003年11月3日 / 最終更新日時 : 2003年11月3日 gotohman 絵画、美術 今日の五首 機会あって子供3人(+嫁一人)が集う。 「あらためてわれに三人(みたり)の子のあること噛みしめてをり集ふを見つつ」 11月3日は晴れの特異日のはずが・・・。 「秋雨に濡るる文化の日となりて四千余人の叙勲ありけり」 雨水が […]
2003年11月1日 / 最終更新日時 : 2003年11月1日 gotohman 生活詠 今日の一首 「コーヒのカップ内面の灰汁落とし純白にもどす おのれはいかに」 「コーヒのカップ内面の灰汁落とし純白にもどす おのれはいかに」(梧桐)における「おのれ」は「わが身」の意味で、自省を込めたものですが。たまには自分の内面にこ […]
2003年10月26日 / 最終更新日時 : 2003年10月26日 gotohman 生活詠 今日の四首 「雲あらば雲のさまざま 陽の満ちて今日はただただ空青く澄む」 「公園に置かるるレールの断片に乗りて遊べる妻まだ若し」 「わが街は郊外よけれど本町の商店街に覇気の乏しき」 「街角の貧しき樹木に何百もの雀が宿り身につまさるる […]
2003年10月25日 / 最終更新日時 : 2003年10月25日 gotohman 生活詠 今日の三首 (朝) 「ゆるゆると進む車列に見てをればボディに映る雲の影はやし」 「前をゆく高級車の背に映りけり太陽が雲を裂く瞬間の虹」 (夜) 「直ぐうしろに軽トラックがギラギラとライトを上げて執拗につく」
2003年10月23日 / 最終更新日時 : 2003年10月23日 gotohman 生活詠 東北旅行詠-6 <東北旅行-十和田湖、奥入瀬渓谷> 「田沢湖を見しのちなれば十和田湖はただ広くして水の色わろし」 「向ひ合ふ二人<乙女の像>に寄る妻またよろし三人(みたり)の平和」 「沿ひて歩む奥入瀬渓谷うるほひの緑照り映え瀬の音さやか […]