2002年11月28日 / 最終更新日時 : 2002年11月28日 gotohman 短歌 今日の二首 「幾億年経ても錆びざる金剛の歌創らばや一生(ひとよ)に一首」 人皆が不老長寿で不死ならば世は太平の桃源郷か」
2002年11月21日 / 最終更新日時 : 2002年11月21日 gotohman 生活詠 今日の二首 「星空を西から東に糸引ける人工の雲照らす満月」 「夜空切る糸の雲ありさながらに銀河鉄道の吐く煙かな」
2002年11月20日 / 最終更新日時 : 2002年11月20日 gotohman 生活詠 今日の二首 「新しき仕事成し得ず侘しくも過去の成果をほじくりかへす」 「四次元の時空の真洞へモミヂ葉が影をともなひ果しなく降る」
2002年11月19日 / 最終更新日時 : 2002年11月19日 gotohman 生活詠 今日の四首 「秋の空かがやきゐたる東天に雲を染めつつ満月浮かぶ」 「満月がゆらめき歪んで見えるのは僕の五感が軟弱なゆえ」 -------------------- 「その郷(さと)が安全神話の日本なれば娘(こ)は上海でカバン盗られき […]
2002年11月17日 / 最終更新日時 : 2002年11月17日 gotohman 生活詠 死ぬ瞬間は・・・ 口語新仮名の歌4首: 「薄明の宇宙の果に聞こえつつ<七つの子>の歌、鴉のわらい」 「死ぬ瞬間僕らは何を見るのだろう。血の海なのか、ただ暗黒か」 「『死にたくない!』目開き臨終(いまわ)に叫んだ兄、あの目は何を見ていたのだ […]
2002年11月16日 / 最終更新日時 : 2002年11月16日 gotohman 生活詠 今日の五首 「構内にひときは明るき紅葉を逆光で撮る友のありけり」 「赤銅(しゃくどう)に変はりし水木の傍辺(かたへ)にて山茶花一輪二輪と咲(ひら)く」 「列なせるメタセコイアは同樹齢されど紅葉緑葉混淆」 「通勤路、構内ともに銀杏樹は […]
2002年11月13日 / 最終更新日時 : 2002年11月13日 gotohman 生活詠 娘の結婚ほか 「脅威的発展つづく中国の国土は確かな踏みごたへあり」 「女ひとり異国に恋を育みて今日廈門市(あもいし)で結ばれにけり」 「娘(こ)の夫(つま)は劉を姓とし石材を商ふ青年実業家なり」 「美しき若き女性がウェディングドレスに […]
2002年11月7日 / 最終更新日時 : 2002年11月7日 gotohman 生活詠 今日の三首 「低空を飛ぶジェット機の轟音はとても脳内知覚と思へぬ」 「ジェット機の青空つん裂く爆音は音と言ふより物塊である」 「刈り取られ喪失感濃き田園に柿の畑が赤さ増しつつ」