星座に関する書を読みながら星のなき濁る夜空をむなしく見詰む
生きるため動物の命を戴くが植物の命も合わせていただく
九月はじめで三十五度超えのこの暑さ天地のリズムいかに狂ふや
野鳩めが防御を破りスズメ用の餌食ひ荒らす そんなに飢ゆるや
みなひとつの命を全うせむとする。なべて箴言は世迷ひ言(よまひごと)にて
二階より主幹めがけて放水す炎天なれば樹木よろこばむと
ホトトギスはいかなる声で鳴くのだろう。メスとオスとで鳴き方が違うとか
残暑の候などとは言ふまい今日もまた殺人的暑さに辟易してをり
脳髄の奥の奥から染み出づる亡母(はは)の声なりああご詠歌だ
狭めてある餌場にスズメら順番を待つとて欄干にずらりと並ぶ