定刻に餌出す習ひを覚えてか雀らたがへずその刻に集(たか)る
ひねもすを鳴きし雀はこのところおとなしく居る疲労困憊?
部屋内(へやぬち)が一瞬暗転、自衛隊機が太陽遮り通過せしならむ
今どきの鴉は・・・ 腰を振りカラスが一羽前あるくうしろの我を気にすることなく
さ緑の海なす木々に風わたり朝の陽あびてきらめき止まず
朝(あした)より日の暮るるまで鳴き通す雀ゐて驚くに今日もまた鳴く
伸びきりし十指の爪を気にしつつけふの平穏無事を嘉(よみ)する
(新仮名): ああ五月だ。家じゅうのカレンダーをめくって回り‘時’の不思議な力を感じる
「宵闇に底ごもる鈍き音のして春雷と気付くにかなり間(ま)ありき」(あおぎり)
AIの影響を危惧するが既にして人を操り高機能化を急いでいる