2010年6月4日 / 最終更新日時 : 2022年3月26日 gotohman 生活詠 名刹 自然の理法解かんと努むる<人>といふ生き物居るゆゑ宇宙は在るや 人間が居やうが居まいが地球は生(あ)れいづれ消えゆく それだけのこと ————– 沖縄の負担軽減 […]
2010年4月26日 / 最終更新日時 : 2022年3月5日 gotohman 生活詠 たましひ 透きとほる大空の青を眺めつつその先に闇あるを思はず 両岸の葉桜並木はさみどりの帯を水にも流しさやげる 魂とふ実体のなき塊がぶつかり合ふのが人の世ならむ 肉体と精神の二者が在るのではなくびんびんと鳴る鐘のごとしも
2010年3月11日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 gotohman 生活詠 今日の三首 人間は生まるるも死ぬもひとりと言ふされどひとりで生くるにあらず 自己知るはもつとも困難と説く君よ自死する人の心は解かるのか 温暖化のあかしは多しと思へるになほ寒冷化を唱ふる人絶えず
2010年3月10日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 gotohman 生活詠 悲しき予感、ほか 真善美愛夢などの語を好む日本人なり異色だらうか 鬱病に悩むは国内に七十万人(ななじふまん)いづれも自殺願望者とぞ 生命(いのち)とは儚きゆゑに切なかり吾が身辺よりつぎつぎと消え 花びらは木々より消えて脳内の宇宙にきらめき […]
2010年2月17日 / 最終更新日時 : 2022年2月24日 gotohman 生活詠 今日の雑詠十首 生きてゐてこその人間、死にすれば肉も心も消えておしまひ 輝かん希望に膨らむその胸を凶刃が深く貫きしとぞ 胸深く抉られし女性(によしやう)の絶叫は果なき夜空のいづくさまよふ 殺すとは人を物体に変ふること。いかなる人にもその […]
2009年9月3日 / 最終更新日時 : 2022年8月21日 gotohman 生活詠 紋白蝶 迷ひしやトンネルの中に紋白蝶ひらひらふらふら妖艶に舞ふ 横断をせんと轢かれし蛇(くちなは)の頭は潰れ蝿ら群がる 翼もつ君でも車に轢かるるか路上に鳩の骸(むくろ)散らばる 自民支配の五十年体制が総崩れ 政権交代-日本に幸あ […]
2009年8月27日 / 最終更新日時 : 2022年4月24日 gotohman 生活詠 今日の歌 H21-08-27 ビルの間をさ奔る風の涼しさに身をゆだねつつ過去未来なし 聳え建つビルの狭間を奔る風ガラス色してこの身つらぬく 過去のいついづこに何を忘れ来て今の自分の在るを悔やむや 自分とは自然の部分の謂ひと説く法師に遇はばいかに涼しき
2009年8月21日 / 最終更新日時 : 2022年4月24日 gotohman 生活詠 不死とは H21-08-21 べにクラゲは老いては赤子に変身し永久(とは)に死なずと説かれてみても・・ 単細胞生物はただ分裂を繰り返すのみ死とは無縁に
2009年7月28日 / 最終更新日時 : 2022年4月5日 gotohman 生活詠 慣れとは 慣れなるや新聞に見る自殺者の記事は小さく数はふえゆく さう言へばイラク、アフガンの死者の記事いつしか小さく小さく成り果つ <慣れ>は人の生きゆくための智恵なれど時には怖ろし罪ともなりて
2009年7月22日 / 最終更新日時 : 2022年4月5日 gotohman 短歌 短歌はいかに 音楽は時間的芸術と言ふけれどクラシックなどは常在不滅 絵画など空間的な芸術は時間を排除す 短歌はいかに 種(しゅ)の進化の終点が人より猿なりせば地球は平和としばしば思ふ 種(しゅ)の分化は突然変異に依るなれば<進化論>よ […]