2004年6月25日 / 最終更新日時 : 2022年2月27日 gotohman 生活詠 今日の歌 「海が生む雲より落ちて河となる水の記憶が空間満たす」 「外に置く自転車のカバーにたまりたる雨水落とすに冷ややかに跳ぬ」 「憎しみは戦ひを生みこの世より人消ゆるまで続くものらし」 「しくしくと止めどなく降る涙雨 遠き女人と […]
2004年6月25日 / 最終更新日時 : 2004年6月25日 gotohman 生活詠 今日の歌 「海が生む雲より落ちて河となる水の記憶が空間満たす」 「外に置く自転車のカバーにたまりたる雨水落とすに冷ややかに跳ぬ」 「憎しみは戦ひを生みこの世より人消ゆるまで続くものらし」 「しくしくと止めどなく降る涙雨 遠き女人と […]
2004年6月10日 / 最終更新日時 : 2004年6月10日 gotohman 生活詠 今日の五首 「明けながら雀ら激しく鳴き交はしやがて鴉や鳩らが騒ぐ」 「空翔くる鳥を羨(とも)しと思(も)はざりし幼き愛の行方知らずも」 「青空に巨大な穴を穿ちつつ吾が胸処(むなど)より虚の竜のぼる」 「いづくより来たりいづくへ去る身 […]
2004年6月3日 / 最終更新日時 : 2004年6月3日 gotohman ニュースから 今日の三首 (<衝撃>のつづき) 「街なかに<愛>売るるころあの少女が胸処(むなど)深くですすり泣くなり」 「少女言う『直接会って謝りたい』胸は凍るが泣かせるセリフだ」 「『出来るなら平凡な一生過ごしたい』くだんの少女の切ない一語」 […]
2004年6月1日 / 最終更新日時 : 2004年6月1日 gotohman ニュースから 今日の衝撃 <衝撃> 「さあ6月衣替とて華やげるこの日に児童が児童を殺(あや)む」 「殺意などあろうはずもない児童の十一歳のある日の悪夢」 (新仮名) 「血を浴びて教室に戻りし小六の女児には今も未来も修羅場」 「小六に宿りし憎しみ何 […]
2004年5月14日 / 最終更新日時 : 2004年5月14日 gotohman 生活詠 今日の歌 「晴れわたる晩春のひと日妻ときて木曽川沿ひに散策五キロ」 「繁る葉を漏れくる陽光はみどり色。夢中でシャッターを押し続けたり」 「遊歩道に燕とび交ひウグイス鳴く世界の騒擾は夢のごとしも」 「山岳に豪雨ありけむ木曽川は濁れる […]
2004年5月13日 / 最終更新日時 : 2004年5月13日 gotohman 生活詠 今日の十首 「球根をいつ植えたるか花菖蒲ゆらりと伸びて三花ひらきぬ」 「すりガラスにあやめ三花の影揺れて異常高温の春の夜も更く」 「イスラムの世界に根付くや民主主義意外に咲けるアヤメに問ひをり」 「衝迫感ふかく疾(はし)りぬ虐待に報 […]
2004年5月10日 / 最終更新日時 : 2004年5月10日 gotohman 社会詠 今日の二首 「消えてゆく化石燃料そののちは人らたつきを如何にとかせん」 「いまひとつ環境破壊の実感のなきまま人は破壊を続く」
2004年5月8日 / 最終更新日時 : 2004年5月8日 gotohman 生活詠 今日の歌 「人間の悪業表す語は強く響く惨殺拷問虐待・・」 「イラク人虐待加担に女兵ありと大仰に報ずる目的は何」 「虫けらと思わなければ3千もの収容イラク人を御(ぎょ)せないだって?」 (口語新仮名) 「虐待を謝罪することすなはちこ […]
2004年4月26日 / 最終更新日時 : 2004年4月26日 gotohman 生活詠 今日の歌 「追ひ込まれ自殺せざるは勇気なきや 狂気は切腹を美学ともなしき」 「中東にかく易々と死は満ちて渾身の自死の論も色褪す」 「生を享け喜怒哀楽に日々は過ぐ無無明亦無無明尽」 (「無無明亦無無明尽」はご存知、般若心経の一節。「 […]