今日の六首 2002.04.01 生活詠 旅行(ドライブ)詠 自然詠 「山肌にはりつくやうにカタクリが群生せりけり足助(あすけ)の春は」 「時季すでに過ぎたる中に初々しきカタクリ幾もと凛と反りかへる」 「山上に椿咲くのか一面のカタクリの花へ落ちし血の痕(あと)」 「妻とわれ飯盛山を山頂まで登り来て岩に立てばおもしろ」 「香嵐渓ながれ下れる春水の響きにひたりコーヒーすする」 「つくづくと照葉樹林の国なりけりそそぐ春陽に森は照り映え」 共有:FacebookX 前の記事 今日の二首 2002.03.30 次の記事 今日の五首 2002.04.02