今日の五首 2002.04.02 生活詠 自然詠 「両岸をうづめし桜満開にてヘッドライトで下部より照らす」 「あふれ咲く桜並木は下(しも)明かく上層部ほど闇に呑まるる」 「闇の夜を車で行くにびっしり咲く桜の枝が婆娑羅と襲ふ」 「一部はや若葉となれどなほ散れる桜はなびら気流をしめす」 「毅然として一本で立つ桜あり花と葉叢と素裸の四季」 共有:FacebookX 前の記事 今日の六首 2002.04.01 次の記事 今日の二首 2002.04.04