水仙も
- 2023.04.11
信州へ妻と花見に出掛けしが水仙もまた広域にてはなやか
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
信州へ妻と花見に出掛けしが水仙もまた広域にてはなやか
ちろちろと動くは妻背負ふ黒き小リュックお城やお寺の桜の庭にて
あふれ咲く桜花の海を泳ぎきて帰宅後もながく花の眩
たたなづく雲と落日の絶景を電車の窓より撮り飽かずけり
たまさかに寄りし小さなギャラリーに加藤卓夫の三彩壺あり 霜月尽 妻と来りて百彩の‘もみぢ’を堪能す瀬戸・定光寺
山間(やまあひ)をゆきつつ周りのモミヂのほか人家の佇まひも脳裏に刻まる
辿りきて深き峡谷の巨岩群の間(あひ)に紺青の水よどむ観き 妻と来て川浦峡谷(かおれきょうこく)の深谷と周囲の多彩なもみぢを満喫す
奇怪なる姿勢に立てる巨木群“株杉”の森に入り来て呆然 “株杉”の異様さに動揺したるやも妻がメガネを森になくしぬ
恵那峡のダム湖を船に遊覧す 峨々たる岩群、しぶきに架かる虹
瑞浪・“おばあちゃん市・山岡”: “おばあちゃん”たち運営の‘道の駅’に日本一大きな水車が回る