清々しい
「川岸の鳥のさえずり聞きおれば雲のたれたる朝も清しき」(由里さん2002/07/04)
この時期に鶯の声が聞こえるなど、こちらでは考えられません。いいところにお住まいですね。もちろん、ちょっと山手まで出向けば、夏でも鶯が鳴いていますが。。。いい環境ですから、いい歌も生まれ易いですね。まさに清々しい歌です。結句は「清けし」または「清明けし」(さやけし)がいいでしょう。「清々しい」はあっても「清しい」は本来ないわけですので。(「清し女」(すがしめ)という名詞があり、「すがすがしい女」のことで、つまり「すがすがしき女」を縮めたもの。ただ単独の形容詞「すがし」はないのです。)
この歌、全体としてはほとんどこのままでいいですね。
添削:
「川岸の鳥のさへずり聞きをれば雲のたれたる朝も清けし」(由里)
※試しにパソコンのキーボードで すがすがしい と打って変換すると 清々しい(清清しい)と変換されますが すがしい と打って打って変換しても 変換されませんね。