ほのめかし、と、あいまい
「淡き藍快晴の空おおいける小さき雲を吸い尽くさむと」(夕夏)
「あわきあいかいせいのそらおおいけるちいさきくもをすいつくさむと」(夕夏)
短歌を始めてから半年程度、文法も得意ではないので、見よう見真似のものです。
よろしくお願いします。
一首目で「おおいける」は「覆い(ひ)ける」のおつもりでしょうか?また、
歌意は晴れた空が小さな雲を吸ってしまうようだ、ということですか?ちょっとしっくりしませんが・・。快晴の空が淡い藍だとは?また、
空を覆うか、空が覆うか、ですが。前者なら空を何が覆うのか、また後者なら空が何を覆うのか、ですね。あいまい表現になっていますね。
今一度推敲されませんか?
「淡き藍早春の空染め抜きて小さな雲は翳み始めむ」(夕夏)
ちょっと推敲してみましたが、淡い青空と小さな白い雲を見ての感想ですので、あまり代わり映えがしないと思います。
題材が悪かったのでしょうか、それとも観察力が足りないのでしょうか。表現力は限られていますので。
快晴といっても霞んだような空でしたので、早春の空に代えました。この時期の雲は、太陽の陽差しで消えてしまうので、
このような感じかなと思います。よろしくお願いします。
「この時期の雲は、太陽の陽差しで消えてしまう」・・そうですね。
雲の種類にもよりますが、薄い雲はいつしか消えています。「表現力は限られています」とのことですが、初心の間は往々にしてそうです。
そのため歌だけでは真意が伝わらない場合が多いので、説明文としての添え書きをして戴いています。この歌、何を詠おうとされたのでしょうか?
(添え書き含めて)何度読んでも、(歌以前に)日本語としても意味不分明ですが・・・?散文でなら、詠まれたいことを書けますね?ご説明を・
・・。
久々に暖かくなり庭に出てみますと空には雲一つ無い淡い青、
太陽の陽射しもちょっとまぶしく目を伏せてしまい改めて見ますと小さな白い雲が目に入りました、始めは無かった様に思ったのですが、
以前雲ができる光景も見たので、出来たばかりかなと思いました、この陽気ですとすぐに消えてしまいそうだなとも思いました。淡き藍(愛)
当然掛詞は考えました。元々性格的にきっぱり、詠める性格ではないので、曖昧な詠みが多いです。文も上手に書けるほうではありませんし、
話しも下手です。今は自己流で詠んでおります。やはり、上手く書けませんね。
「曖昧な詠みが多い」とのことですが、ほのめかし、と、あいまい、
は全然違います。あいまいでは伝えたいことが読者に伝わりません。それでは短歌にならないのです。ほのめかしなら、
読者の方でいろいろと忖度も出来、それなりに歌になります。もう一度、ご投稿の自作短歌を読んでみて下さい。
(短歌という以前に)一体何を言っているのか、日本語になっていないですね?(前衛短歌でさえ、
読めばある種のイメージが読者に浮かぶものです。また、それが狙いの作でもあります。)