比喩を使う難しさ
「雲間より光の竪琴現れて冬の調べに耳を澄ませり」(紗柚)
秋の空は変わりやすいいといいますが冬空も同じです。朝晴れていたと思っていたら午後になって雲が出てきてまた夕方に青空が広がっるという日が多いです。今日もやはり午後から曇ってきました。
少しがっかりしましたが雲間から幾筋かの光が洩れて美しく竪琴のような感じがしました。静かな午後のひと時でした。
今年の冬は天気が変り易いですね。お作は少々「作った」という感じが残り過ぎているようです。喩えもここまでされるとちょっと嫌味が出ますね?改作はお任せします。
先生、申し訳ありません。「嫌味のある比喩」とか「作った感じ」とかいうことがよくわからないのですが。この光景は出かけようとして自転車に乗っているときに空を見上げて実際見たものです。
曇り空から縦向けに延びた光の筋が美しく大きなハープがあるように思えたのです。きれいな音を聞くようにうれしくなったのですが。ありのままのものを見てできたものでも作った感じを与えてしまうのは私の力不足と思いますがどうすればよいかわかりません。
できましたらアドバイスをお願いいたします。お手数をおかけします。
自分でも考えて改作してみました。
「雲間より光の弦が降りくれば優しい響きにペダルも軽く」(紗柚)
アドバイスと添削よろしくお願いいたします。
改作ではだいぶ良くなりましたね。比喩を使う難しさ、ですね。
添削:
「雲間より漏れくる光竪琴とも見えて聴き入る冬の調べを」(紗柚)