“狭き門”
- 2023.05.20
人生の“狭き門”とふは鋼鉄なり身をくねらせて通りゆくべし
梧桐学が日々詠んだ歌の収納庫です。
人生の“狭き門”とふは鋼鉄なり身をくねらせて通りゆくべし
この五体いつより形をなしたるや胎の奥なる闇を想へる
“心”とは吾が総体にして儚かり霞のごとく陽炎(かげろふ)のごとし
完全なる無秩序はすなはち完全なる静止にしてエントロピー増大の極致
征服王ジンギスカンは4千万人殺戮せしと 14世紀全人口の一割
「“神仏”と言ふなれど“神”と“仏”とはいかに役割分担なすにや」
人の身体(からだ)宇宙開闢以来の極微粒子あつまりて成ると思へば尊し
ある時は般若心経となへつつその上(かみ)の人の苦行を想ふ
秒、分、時、日も月も年もなく‘時’はただなめらかに坦々と過ぎゆくのみなり
熱力学第三法則のいふごとく完全なる無秩序に向かふか世界は