2017年2月1日 / 最終更新日時 : 2022年2月3日 gotohman 短歌を月毎に画像で見る 2017年1月の短歌 画像をクリック(タップ)すると自動で見ていただけます。画像右上のボタンで一時停止、再開、手動での更新ができます。 いち早く初日の出をば感知せしごとく群鴉(ぐんあ)が大音声発すこれしきの水にて命を保つよと鉢植に遣るたび感心するなり「年明けて近隣なれど初めて訪ふ岐阜のお寺や神社もろもろ」 ーーーーーーーーーーーーーーーー 「驚かぬ量子コンピューターの実現を。頭脳にもあらん量子効果は」 「「心」とは頭脳の働きの総体にて量子効果も関与しをらん」年明けて間(ま)なきにためらふ気配もなく今年の日々も急ぎ去りゆく「神社」または「神宮」と言はず出雲では「大社」と称す 故あるらしも人の顔は非対称なれば鏡に見る己は外見と微妙に違はむ家に居て旅行を希ふ心はた旅にて家事を想ふといづれ作曲家の脳髄に湧きし旋律が他の脳髄を時空隔て震はす吐く息の白きは今日が初めてなり一月十四日初雪さんさん雪積もり雀らいかに餌(ゑ)へ来るか心配せしが餌は無くなりゐき一心に美雲を撮るに道行く人「何をしてる?」と半ば揶揄して述べながら‘quot’と言ひて引用句を。日本語に無き話し方なり「いづくより寄り来るものか十羽ほどの雀ら餌を空にして去る」「ささやかな事にて足れり渇きたる人心を癒す小鳥らの声」「日本にも零下30度を下回る所あるを知る寒の北海道に」「驚きは明治三十五年に零下41度を記録す旭川にて」冷ゆる空はしる雪雲の上の縁(へり)日にかがやきて解(ほつ)れつつあり「「未曾有」とか「云々」が読めない行政府の長を戴く 寂しからずや」 「「行政府の長」が「立法府の長」と宣(の)る。これが我が国の首相のレベルか」逆言(およづれ)と言ふも畏し神功皇后が新羅征伐と万葉集(まんえふ)にもありて目を閉じて太陽に向く。あかあかと目蓋が燃えて日の肌が見える