台風一過 5首

「台風が梅雨前線押し上げて日本列島かいせい快晴!」

「七月の部屋から見ゆる大空は濃紺にしてすでに秋の色」

「繰り返しなほ繰りかへし飽きもせず春夏秋冬のセピア色」

「梅雨明けは胸騒ぎせし 歳超えてやや褪せながらもこの胸騒ぎ」

「空深く紺青の奥ながむれば海底山脈うつれる覚ゆ」

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