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「本州の背骨-中部の山岳部横断ドライブ妻とたのしむ」
「山々を上り来ていま山中の『なぎさ』とふ“道の駅”に憩へる」
「高山をいまだ過ぎぬに河水はや日本海へと流れ始めぬ」
「富山から滑川経て魚津へと初めての道ひたすら飛ばす」
「渚から振り返り見き雲の間に雪渓をおく立山連峰」
「数時間蜃気楼見ゆとテレビ言ふ魚津の沖は夕靄の中」
「まぼろしの蜃気楼出て心理的水平線に君が横顔」
「海上の朝靄一部虹を架けゆらめきながら霧雨と化す」
「海に沿ふ水田満々と水たたへ寄れば百羽のかもめ飛び立つ」
「海沿ひの道を求めてくねくねとハンドル切れど漁村に迷ふ」
「幾たびもデッドエンドで引き返す人生もかくはと思へど詮なし」
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