2004年10月18日(月曜)

天の底抜けたるごとく澄み渡る大空を航(ゆ)く鳥はばたかず

木下なる狭庭の隅の暗がりに昼鳴く虫のそぞろにゆかし

月もなき夜の社殿の碑の下をふたつ眼(まなこ)を光らせて猫

生活詠

前の記事

2004年10月16日(土曜)
生活詠

次の記事

2004年10月20日(水曜)